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スラムダンクの夢ネタ(ミキオちゃん)
デフォ名が出る 注意
「ミキオぢゃ〜ん」と遠くから声が聞こえてくる。河田雅史は嘆息した。ばたばた音を立てて走ってくるのは河田のよく知る顔であるはずだが、その場からさっさと去ろうと足を早める。「あ、マサシ! ミキオぢゃんは〜?」しかし女というものはどうにも目ざといものらしい。ついでに小うるさい。
「今日も遅ぐまで部活なんだべ〜?」「わがってらなら早ぐ帰れ」ほとんど頭のてっぺんしか見えない幼馴染の麻也子は「ミキオぢゃんに会いにきたんだど」と得意げに言って、ぶかぶかのカーディガンをずりあげる。とうの美紀男は走り込みに出てしまっている時間だろう。
「最近づれねぇなぁ、ミキオぢゃんは」麻也子は不満そうに目を細める。その声にほんの少しの寂しさを感じ取りつつも、河田には「美紀男だって忙しいがら仕方ねえべ」と言うことしかできなかった……弟の繊細な心を思うと、幼馴染を無理に近づけたくはない。どうにも推しに弱いのだ。
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カ〜タさんと麻也子は同い年ならではの遠慮のなさがあり、10割自分の味方をしてくれるのも「対等に見られていないのか……」とミキオちゃんに思わせるところがあり 過保護な姉……
麻也子は男子とばちばちやってきた活発な女子なので やーい声ゴジラとか男女とか言われまくってなんだおめ!とギャンギャン言い返す中で、身近な男性の中でほぼ唯一強気に出なくてもいい存在であるミキオちゃんに癒されてきたのだと思われる
強気に元気!でいなくてもいい存在は貴重だからね
おせっかいな姉でいても元気な女の子でいてもちょっと疲れて落ち込んだ麻也子でいても変わらない態度でニコニコしてくれるミキオちゃん 麻也子にとって都合が良すぎる!!!そりゃすきにもなる
2023.06.13畳む
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